告別式のマナー

告別式というのは、元もとは葬儀とは分けられて行われているものでありますが、最近では、葬儀も告別式も一緒にして続けて行われるようになりました。東京や埼玉など都市部での葬儀に関わらず、全国的にもこの傾向が一般的になっています。最近はこの続けて行うのが一般的になったので、元々が分かれていたなんて知らないという方も少なくないのではないでしょうか?

もし自分の地域で告別式と葬儀が分かれているようなら、自分が故人と近親者でなく友人や知人くらいの間柄であるなら告別式だけに参列するのがいいでしょう。

ここでは葬儀も告別式も合わせたものを告別式として紹介していきましょう。

告別式には受付から始まって、個人の見送りまでの流れとなっています。その詳細を一つずつ見ていきましょう。

まず、受付をします。係りの方へお悔やみを述べて、通夜の際に香典を渡したならその旨を伝えて記帳をして焼香の順番がくるまで待機します。通夜の際に香典を渡していないなら、ここで香典を渡して記帳を済ませましょう。

焼香の順番が来るまで待機して、自分の順番が回ってきたらマナーを守って焼香を行います。焼香については種類やマナーが細かくあるので別のページで扱います。焼香が済んだら、返礼品を受け取り、次の別れの儀まで時間があるなら待機しておきます。別れの儀では、近親者以外の方はここで故人との最後のお別れをします。出棺の見送りも行い、喪主の挨拶が行われて全員で合掌します。親族などの近親者はこれから火葬場へと向かいます。

返礼品

通夜や告別式の際に、参列者の皆さんに対して親族からの感謝の気持ちとして礼状と品物を渡します。これが返礼品というもので、返礼品にも通夜に参列した方への返礼品、告別式に参列した方への返礼品、香典のお返しとしての返礼品といったように返礼品にも種類があったようですが、最近では簡素化されたのか、通夜と告別式の両方とも同じ返礼品を渡すようになったみたいですね。香典を頂いた方へが忌明けになってから香典返しとして返礼品を郵送で渡すようになっているようです。

この香典返しのための返礼品を渡すのを忘れてしまう方が多かったようで、そのことを防ぐ為に「即日返し」というその日のうちに返礼品を渡すというのが多くなってきたみたいですね。

やっぱり1ヶ月以上も間を空けると、親族の方はその間とても忙しいだろうし悲しみも葬式を終えてから急に押し寄せてくることもありますからどうしても忘れてしまうのでしょう。即日返しが広まっていくのも納得できることですね。

別れの儀

別れの儀では、故人とのお別れの儀式となります。親族たちが中心となって行われます。棺の蓋を開けて、祭壇に飾られた花、参列者の方々などから頂いた花を手向けてお別れをします。故人が生前に愛用していた物品なども一緒に納めてあげます。

この別れの儀は親族たちだけで行われるのが一般的で、席に出席した方たちは外で待機しています。特に故人と親しかった方や親族からの要望で声がかかることもあるようですね。

別れの儀でもマナーがありますのできちんと守りましょう。まず、葬式に関わる全てにも言える事ですが、大声を張り上げたりして騒がないようにしましょう。遺族の方などが悲しみが極まって大声で泣き叫んでしまうことはもちろん例外です。参列者は静かに見守るだけです。

出棺

この出棺で一般の参列者の方々にとって故人との最後のお別れになります。この出棺の前に喪主のあいさつがある場合もあり、個人的に印象に残っているのが、元横綱の花田勝さんが喪主を務めていて、屋外でのあいさつを行っているのをテレビで拝見しました。そして、棺も霊柩車へ運び込まれて親族の方たちも準備が整ったら、クラクションが鳴り響いて全員でご冥福を祈って合掌します。